今回のテーマ

ビオトピアワインマルシェ
バイヤー試飲会 Vol.3

ディ・ヴィート特集

テイスティングワイン

イタリアの歴史あるワイナリー「ディ・ヴィート」の
ワイン2本をテイスティング

A:ディ・ヴィート ロッソ

Aディ・ヴィート
ロッソ

産地
イタリア(モリーゼ州)
品種
モンテプルチアーノ100%
B:ディ・ヴィート ビアンコ

Bディ・ヴィート
ビアンコ

産地
イタリア(モリーゼ州)
品種
ファランギーナ100%

生産者「ディ・ヴィート」の特徴

Hiroyaバイヤー
ディ・ヴィートは、アドリア海をのぞむイタリア中東部のモリーゼ州にあります。モリーゼ州の粘土質の土壌で育ったぶどうは、比較的温暖な地域ながら心地良い酸が特徴です。アドリア海からほど近い自然にあふれた太陽の光が降り注ぐ地で、ワイン用のぶどうだけではなく、オリーブ、トマトなど数多くの農作物を生産しています。
Masamiバイヤー
70年以上続いているワイナリーで、ルイージさんが3代目なんですよね。化学肥料や添加物などの使用を極力抑え、自然と人にやさしく、世界中で受け入れられやすい味づくりに取り組んでいるところに好感が持てます。
Keitaバイヤー
ぶどうの栽培面積わずか7ヘクタールの“量より質”に重きを置いた、小規模生産者です。徹底した栽培管理と恵まれた土壌から生まれるピュアなぶどうは、人や畑、生態系のバランス、環境にも配慮した、サスティナブル農法で栽培されています。
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A:ディ・ヴィート ロッソについて

Satomiバイヤー
モンテプルチアーノは、イタリアでは広く栽培されている品種ですよね。代表的な品種のサンジョベーゼと比べて酸味は少なめで、タンニンの多さ果実味の豊かさが特徴ですよね。では飲んでみましょう…。色は紫がかった深いルビー色で、完熟したラズベリーやプラムのような果実味ですね。
Keitaバイヤー
果実味だけでなく、主張した酸程よいタンニンがアフターフレーバーをきれいにまとめていますね。モンテプルチアーノの本来の果実味がとてもピュアに表現されながら、しっかりとしたコクがあります。ステンレスタンク熟成を12ヵ月行ったあと、瓶熟成も6ヵ月行っているので、この深みが出ているのですね。
Masamiバイヤー
心地よい、寄り添うような酸が好きですね。普段ワインを飲み慣れていない方にもおすすめです。フルボディに近いミディアムボディなので、生ハムサラミなどの軽いお肉とか、ボロネーゼのようなお肉を絡めたパスタと一緒に飲みたくなりますね。
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B:ディ・ヴィート ビアンコについて

Seikoバイヤー
ファランギーナはイタリア中南部を代表する品種で、3,000年以上もの歴史があるんですよね。緑がかった色合いが素敵ですね。りんご洋ナシ等の果実や黄色い花などの華やかなアロマと、フレッシュな果実味を感じますね。
Tomokoバイヤー
しっかりとした酸があって、みずみずしさのある辛口ね。心地良い酸と、あとからくるファランギーナ特有のビター感が合わさって、とてもバランスの良い1本だと思います。私なら魚介系を合わせたいな…。野菜を使ったパスタとか、モッツアレラ等のフレッシュタイプのチーズもいいですね。
Hiroyaバイヤー
ステンレスタンクを使用して6ヵ月熟成させているから、果実味がしっかり残っていて華やかさがあるね。ここは家族で営むワイナリーで、親子3世代で畑に行き、環境に配慮してぶどうを育てています。モリーゼ州は、イタリアではあまり目立つ州ではないけれど、若者が積極的に農業を盛り上げ、未来に繋げていこうと取り組んでいます。環境にも人にもやさしいワインを、ぜひ一度飲んでいただきたいですね。
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いかがでしたか?
カラダにやさしい製法で造られたワインは、ギフトにもおすすめです。
次回の試飲会もお楽しみに!
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