この季節、実家の庭に大好きな「きんかん」がたくさん実ります。父が大切に育てているきんかんの木は、毎年食べきれない程の実をつけてくれて、宅配便で送られてくる美しい艶々の実を見るたびに、春の訪れを感じられます。
市販品よりは少し皮が固くて色も形も不揃いですが、それも味わいがあって家族の楽しみになっています。
摘みたての新鮮なきんかんは、まずはそのまま丸かじり。残りはてんさい糖で煮て甘露煮にしたり、スライスしてハチミツ漬けにしたりします。
ハチミツ漬けにしたシロップは、お湯で割って飲んだり、手作りのパンナコッタの上にかけて、ちょっと大人なデザートにしていただいたり、色々なシーンで役立ちます。
色々と慌ただしい季節ですが、手作りのものを毎日の暮らしにちょっとプラスして、ホッと一息できる時間を過ごせたらと思っています。
